抜け毛を予防するには
タバコを止めると抜け毛予防
まず、抜け毛予防として挙げられるのは、タバコです。
タバコに含まれるニコチンは、交感神経を刺激し血管を収縮させます。その結果、毛髪の発育は妨げられてしまいます。タバコの害は、毛髪だけでなく全身に及びますので、禁煙をおすすめします。
タバコと並び問題視されることの多いアルコールについては、こちらはあまり影響はありません。しかし、過度の飲酒は、全身の健康状態を悪化させ、結果として髪の発育を妨げかねないので、節酒を心掛けましょう。
部屋の掃除で抜け毛予防
次に挙げる抜け毛予防は、一番実行しやすいです。
それは、部屋の掃除をすることです。部屋の汚れと抜け毛との間に関係があるなどとは思いも及ばないかもしれませんが、部屋が汚れていると、頭皮や毛髪には大きな負担になります。目に見えない汚れやホコリが毛髪にまとわりつき、頭皮に付着して皮脂と混ざり合うと、フケを増やしたり、殺菌が繁殖して炎症を起こし、抜け毛を増やしてしまいます。
毎日洗髪して、頭皮や毛髪の清潔に心掛けていても、部屋が汚れていて物を動かすたびにホコリが舞い上がるようではヘアケアの効果も半減してしまします。
頭皮や毛髪に負担をかけないように、室内の掃除をして清潔を心掛けることが抜け毛予防になります。
運動で抜け毛予防
髪の発育には血行を促進させることが必要です。
血行が悪くなると、十分な栄養が毛根に渡らなくなるため、毛髪の形成に必要な毛細胞の分裂・増殖といった働きが悪くなり、抜け毛・薄毛の原因となります。頭皮の血行を良くするためには、まず全身の血行を良くするということが前提。
そのためには、定期的に運動をして心肺機能を高め、全身の血管にくまなく血液を送ることが必要です。
運動といっても、決して激しい運動が必要なわけではなく、気軽にできるウォーキング程度でよいのです。
また、運動によってリラックスすると、抜け毛の原因として挙げられるストレスの解消効果も期待できます。ストレスにさらされる生活が続くと、交感神経の緊張状態が持続し血流が悪くなるので、ストレス解消にも運動は有効で、抜け毛予防になります。
頭皮マッサージで抜け毛予防
積極的な頭皮マッサージも抜け毛予防になります。
頭皮のマッサージは朝目が覚めた時、夜のシャンプーの後や寝る前などに行うとよいでしょう。決して爪を立てて頭皮をかきむしるようなことはしてはいけません。
生え際から頭頂部にかけて、両手の指の腹で円を描くように揉みほぐしたり、頭皮をつまみ上げるようにしながら、ゆったりした気分で丁寧にマッサージします。指先で軽くたたくようにしてもかまいません。
こうしたマッサージを毎日欠かさず行うことで頭皮の血行が促され、抜け毛予防だけでなく育毛効果も期待することができます。
食生活で抜け毛予防
抜け毛予防には毎日の食生活も重要になります。毛髪の細胞は必要なエネルギーや栄養素を一定のペースで取り込み、遺伝子に組み込まれたプログラムに沿って毛髪を作ります。大切なのは、髪をつくるのに必要な栄養素が不足しないよう、栄養素のバランスの取れた食習慣を身につけることです。
毛髪の主成分はケラチンというタンパク質です。ケラチンは十数種類のアミノ酸から構成されていて、その中でもいしちばん多いのが、含硫アミノ酸の一つ、シスチンです。このシスチンは食事からとらなければならないのです。シスチンを含むタンパク質が豊富なのは、豆類や穀類です。これらは、植物性タンパク質が豊富で、特に大豆は昔から「畑の肉」と呼ばれるほど良質のタンパク質に富んだ食品です。肉や魚、卵にもタンパク質が豊富に含まれています。加えて、良質のタンパク質をからだの中で有効に利用できる形に変えなければなりません。
この役割を果たすのはビタミンB群、中でもビタミンB6です。ビタミンB6は、ワシ、サンマ、サバなどの青背の魚やマグロに豊富に含まれています。同じビタミンB群でもB2は、毛髪の成長を促す作用があります。レバー、納豆、牛乳などに多く含まれます。
毛髪の発育には、毛根の血行を促進することが重要です。この血行促進の役目を担う栄養素はビタミンEです。
ビタミンEは、血管を老化させる過酸化脂質の生成を抑えたり、過酸化脂質を分解して血液の流れをスムーズにする働きがあります。ビタミンEは、注目されている黒ゴマやピーナッツ、アーモンドなどに多く含まれます。
このように抜け毛予防・育毛の発育には、栄養素のバランスを考えた食生活が欠かせません。






